イーサスキャンって聞いたことあるけど、気になってるんだよね
見方を覚えるとブロックチェーンが深く理解できて、きっと得しかないよ
イーサスキャンって、聞いたこともあるし、サイトを見たことも多いと思いますが、
実は見方って案外知らない方多いのではないでしょうか。
なぜこの記事を書いたのか?
イーサスキャンのことは知っていましたが、どんな事ができるのかはよくわかっておらず、
正直英語ばかりのページで、若干圧倒されてしまい、なんとなく画面を眺める程度の利用をしていました。
ただ、使いこなせるようになると、実に様々なことがわかる、ということを知るきっかけがありました。
自分のウォレットの中身の詳細、取引履歴、取引中の状況など。
実は、NFTの購入でMETAMASKを利用しており、購入のトランザクションは通って取得しているはずのNFTが、
OpenSeaでのバグなのかでずっとリストがされ続けてしまう現象に陥りました。
かなり焦りましたし、動揺しました。
その時は、NINJA DAOのDiscordのコミュニティで相談をして、イーサスキャンの状況もみてもらい、
時間を経過させることで状況は改善しました。
その時のやり取りは、Discord内の質問、相談コーナーに残っていると思います。
ですので、イーサスキャンを知っておくことは、通常は特に必要性を感じないかもしれないですが、
いぜというときに焦らず、対処することができます。
NFT,仮想通貨を触っていく方は、是非一度腰を据えて理解して、
使いこなせるようになることをおススメします。
この記事でわかること
・イーサスキャンって何?
・イーサスキャンで何がわかる?
・イーサスキャンの見方 その1(ウォレットの資産状況を確認してみる)
・イーサスキャンの見方 その2(取引履歴や取引状況を確認できる)
・まとめ
イーサスキャンって何?
イーサリアムブロックチェーン上に書き込まれた取引データを閲覧できるWebサービスです。
イーサリアム(ETH)やトークンの取引履歴などが見られる便利サイト。
これだけですと、まだよくわからないと思うので、記事を最後までお読みください。
イーサスキャンで何がわかる?
・ウォレットの資産状況を確認できる。
⇒METAMASKの中身について詳細がわかります。
・取引履歴や取引状況を確認できる。
⇒これまで行ってきた仮想通貨の入出金、NFTの購入履歴がわかる。
・トランザクションエラーになった原因を知ることができる。
⇒NFTの購入でMint(NFTを購入サイトで事前購入すること)をするときに、
トランザクションエラー(購入ができなかった)が出た経験はないですか?
理由は、ガス代不足だったり、人気過ぎてすでに購入上限一杯になっているなどです。
私は何度も悔しい経験があるので、そんな時に確認することができます。
・トークンの情報がわかる。
⇒例えば、ETH、ENS(イーサリアムネームサービス)など、
仮想通貨の情報(取引額、取引量など)の情報を得ることができます。
・ガス代の目安がわかる
⇒ガス代については、簡単に言えば、ブロックチェーンに取引履歴を刻むのに、マイナーが関わっています、
その行っている作業に対する報酬と理解してもらえればよいです。
イーサスキャンの見方 その1(ウォレットの資産状況を確認してみる)
例えば、トップ画面上部、ここでは赤枠にしてますが、検索窓に自分のウォレットアドレスをいれます。
検索をすると自分のウォレットに入っている情報が調べられます。
Balance:イーサリアムの保有している量→約0.28ETHが入っています。
Ether Value:米ドル換算した時のイーサリアムの量→米ドルで522ドル
(1ドル140円換算で73000円ほど入っています。)
Token:自分が持っているトークンの一覧
→ETHの他に、わずかに別のトークン(0.03ドル分)が入っています。
イーサスキャンの見方 その2(取引履歴や取引状況を確認できる)
自身のウォレットの取引履歴は、アドレスを検索した後に画面の下部に現れます。
・TxHash :トランザクションID(この取引のID)→固有の番号という理解で大丈夫です。
・method:方式(どんな原因で移転したのか)→例えば、NFTを転送した、プレセールでミントした等々
・Block:この取引が格納されているブロック
・Age:いつの取引か→上から下にかけて最近から遡っていきます。
・From:送信元のアドレス→ここは、自分のウォレットアドレスです。
・OUT/IN :出金/入金
・To:送信先のアドレス→到着点のことです。
・Value :取引されたETHの額
・TxnFee :取引にかかった手数料(トランザクションフィー、イーサリアムのマイナーに支払われます)
→画面の右端にでています。ここでは隠れていて見えていません。
イーサスキャンの見方 その3(トランザクションの詳細)
取引履歴のTxHashをクリックすると、そのトランザクションの詳細画面がでてきます。
左の赤枠(Statusの状態のみ黄色枠)の用語については、以下の通りです。
・Transaction Hash: トランザクションハッシュ(ID)⇒取引履歴のものと同じです。
・Status:ここは3種類 【 Success:成功 pending:保留 Fail:失敗】
・Block: ブロックの高さ
・Timestamp: 取引が承認された時間
・From: 自分のアドレス
・interacted With(To): 取引先のアドレス(送った先のことです)
・Value: 送金した数量⇒0.18ETH
・Transaction Fee: ガス代⇒約0.001639ETH
・Gas Price: ガス代の単価
・Ether Price: 取引時点でのイーサの価格⇒米1984.29ドル
・Gas Limit & Usage by Txn: ガス代のリミットと実際に使われた量
・Gas Fees: ガス代の目安
・Burnt & Txn Savings Fees: バーンされた量と節約された量
・Others: その他のデータ
・Input Data :取引で追加されたコメント
さきほどのStatusでFail:失敗すると以下のように表示されます。
このときは、Mintサイトで秒ですべて完売になったコレクションで、
トランザクションが通らなかったケースです。
まとめ
イーサスキャンの基本的なことは、理解できたでしょうか。
以下のこと意外にも知れる情報がありますので、別記事を用意していきたいと思います。
・イーサスキャンって何?
・イーサスキャンで何がわかる?
・イーサスキャンの見方 その1(ウォレットの資産状況を確認してみる)
・イーサスキャンの見方 その2(取引履歴や取引状況を確認できる)